経営理念

代表挨拶

新卒で大手不動産会社に入社し、約10 年間、不動産オーナー様の資産を守るため、税理士と連携しながら、節税や相続対策についてお手伝いしてきました。
不動産の「建築前と建築後」「売却と購入」の両面から資産を支える業務に携わり、「資産を守る」という責任ある仕事に深く関わってきました。

こうした経験を通じて、業界が抱える現実にも直面しました。
環境の変化ひとつで、真剣に注いできた価値が一瞬で途切れてしまう――。
この現実を前に、「自らの責任で価値を追求できる場をつくりたい」という想いが芽生え、独立を決意いたしました。

当社の不動産管理事業は、後継者不足に悩む管理会社様とのご縁から、事業を引き継がせていただいたことがはじまりです。
以来、オーナー様の想いを大切にしながら、不動産管理・資産管理の両面から資産を支える一体型の体制を築いてまいりました。

事業承継を進めていく中で、私は4 つの大きな気づきを得ます。
譲渡される企業様にとっては
“安心できる引継ぎ先”であること
オーナー様にとっては、
より充実したサービスを通じて
“資産が守られ、さらに価値向上する”こと
社員にとっては
“新たな活躍の場”が広がること
そして当社にとっては
“継続的な成長”が実現すること
その結果、この事業で関わる全ての方がより良い方向へと進む 「四方良し」を実現することができました。

そして、事業を続ける中で改めて痛感したのは、事業の土台は「ご縁」と「信頼・信用」以外にないということです。
お客様も、社員も、取引先も、すべては偶然のようで必然のご縁から始まり、信頼と信用の積み重ねによって今があります。
だからこそ私は、人と人との繋がりを大切にしながら、出会ったご縁を未来へ繋げる経営を続けてまいります。

不動産業界が抱える
「後継者不足」
「分断されたサービス」
「相談先の不在」

といった課題に対し、私たちは不動産管理と資産管理を一体で支える存在として、真正面から解決に向き合っていきます。

“任せて良かった”と心から思っていただける企業であり続けるために。
私たちはこれからも、価値ある挑戦を続けてまいります。

事業承継への想い

私たちは、事業を拡大させるために事業承継を行うのではありません。後継者がおらず閉業を余儀なくされた不動産会社様の「不動産オーナー様を困らせたくない」その想いに応えるために事業承継を行います。積み重ねてこられた信頼をしっかりと守り、承継していけるよう、一つひとつの仕事に誠実に取り組んでまいります。